2月3日(水)コンベンションかめ福にて、一般社団法人山口青年会議所 2021年度 2月例会が開催されました。
2月の例会テーマは地域連携委員会による「命を守る行動」
今回は「命」に関するテーマなので例会のアワーをメインにご紹介したいと思います。
今「あなたの大切な人」が災害または病気によって緊急を要する事態になった時、あなたはどう行動しますか?
私なら救急車を呼ぶことが精一杯で立ち尽くしてしまうかもしれません。
他人事から自分事へ、それを学べるアワーでした。
それでは少しですが、重要なポイントを中心にご紹介させていただきます。
まずは部谷君が山口県での災害や地形の特徴を説明してくれました。
山口県は土砂滑りが非常に多い地域ということが分かりますね。
次に竹川副委員長が物的支援について説明しました。
災害時の物的支援による二次災害を防ぐため、情報共有ツールを使い必要な物だけを配送してもらうシステムがあります。一度、救援物資マッチングシステムを検索してみてください。
続いて木原君が緊急時の避難経路について説明してくれました。どこか私も他人事で把握していませんでしたが、これを機にハザードマップの確認や備蓄品の確保をして万が一に備えたいと思います。
また災害を事前に通知してくれる、ヤフー防災速報アプリがあります。ダウンロードをするだけですので是非携帯にいれておきましょう。
こちらをタップしてください→防災速報(無料)- Yahoo!防災速報災害に限らず重要なのが一時救命措置(応急救護)です。山根幹事が説明してくれました。応急手当の方法は研究や検証を重ねて5年に1度、より良い方法へと改正されています。最新版はコロナの影響により遅れていますが、3月に更新される予定だそうです。
では実際に応急救護が必要な人が目の前に現れた時、すぐに行動できるでしょうか。少しでも行動できるようにAED講習の体験を実施しました。
➀意識があるかの確認。肩を軽く叩きながら、徐々に声を大きくして3回おこなう。
②近くの人に119番通報、AEDを持ってきてもらうように呼び掛ける。
③左耳をあてて、胸と胸部の動きを見つつ呼吸があるかの確認をする。
④心臓マッサージをおこなう。成人に人工呼吸は極力しない。
⑤AEDの指示に従い、使用した後は人を変えて手順④を繰り返す。
以上が2月例会のアワーとなります。
大切な人のため、そして有事の際に後悔をしないためにも、普通救命講習を受講してください。山口市消防本部、赤十字病院等で受講できます。
1つでも多くの命を守れるように行動していきましょう。