3月6日(水)ホテルかめ福にて3月定時総会・3月例会が行われました。
定時総会では、総務渉外委員会運営のもと、青年会議所活動における事業予算、報告が行われました。
総会終了後、3月例会が事業推進委員会の運営で開催されました。
3月例会では5名の新たな仲間も加わりました。
例会アワーでは2019年度が始まり山口青年会議所として初の単独例会ということで、企業市民をキーワードに、JC運動の根幹である「まちづくり」をテーマとしたアワーとなりました。
社会環境の変化から「人と人」「人と社会」との繋がりが希薄になっており、この繋がりの希薄化がまちづくりに大きな影響を与えるということがわかりました。
「人と人」「人と社会」との繋がりを活発にする手法の一つとして市民主導型のまちづくりを紹介。
行政に頼りっぱなしのまちづくりではなく、市民が能動的にまちづくりに参画し、市民と行政等が協働してまちづくりをしていくことの必要性がわかりました。
市民主導型まちづくりの問題点として、市民がまちづくりに参画する情報やノウハウがないとの意見もあり、我々、青年会議所は、まちづくり団体として市民や行政等とのパイプ役を担う必要があり、青年会議所はまちづくりにおいて非常に重要な役割を担っているということを再認識できました。
皆さんは企業市民という言葉をご存知でしょうか?
企業市民とは、企業は利益を追求する以前に良き市民であるという考えで、企業として積極的に社会貢献活動に関与していこうという考えです。
市民主導型のまちづくりを活発にする手法の一つとして「企業市民」としての取り組みを紹介しました。
そして、実際に企業市民としての活動をされていらっしゃる企業の紹介を交えながら、活動する事のメリット(従業員のモチベーションや会社の業績向上、チームワークの構築など)やデメリット(労働時間や社会貢献活動は強制するものではない等)についてお話しさせていただきました。
「どうすれば企業市民として、従業員一丸となって社会貢献活動できるか」をテーマとしたグループワークでは、自社の業を通じて社会的な課題を解決するや企業市民として活動できるように労働環境を整えるなど前向きな意見もありました。
一方で、必要性は分かっていても人手不足等の経営課題を解決しなければ、企業市民としての活動ができないとの意見もあり、有意義なグループワークになりました。
まちづくりとは、自分自身が幸せに暮らすために必要なことではありますが、早急に解決すべき目の前の問題として目を向けることが非常に難しい問題であります。
本例会では、人生の大半を占める労働を通じて社会貢献活動をすることの必要性を認識していただけたのではないかと思います。
例会終了後には、オブザーバーの方々も交えた懇親会が行われました。
会員同士はもとより、初めてお会いする方々とも交流を持つことができ、有意義な懇親会となりました。