7月31日(土)、8月1日(日)の2日間、「ミライクリエイトキャンプ」を開催しました。
ミライクリエイトキャンプは、山口市内の中学生を対象とした、青少年が自分の将来を考えるにあたって、現在多様化している新しい仕事について、実際に見て、聞いて、体験する青少年育成事業です。
まずは、山口県教育会館にて、開会式が行われ、金子理事長による挨拶の後、ご来賓としてご出席いただいた山口市教育委員会の藤本孝治教育長から、参加してくれた生徒たちに対し温かいお言葉を頂戴いたしました。
開会式終了後、アイスブレイクでは、グループごとに、仲間全員の名前を順番に覚えていく「積木自己紹介」からはじまり、紙を使いより高いタワーを作る「ペーパータワー」を実施。
一番高いタワーを作るべく、グループでコミュニケーションを取り合うなかで、緊張した表情だった初対面の生徒同士の間にも笑顔が見られるようになりました。
その後、次の会場であるさぽらんて(道場門前商店街)まで移動し、1人目の講師となる出張魚屋の南山恭兵さんから、「新しいカタチの魚屋さんって何?新鮮なお魚を捌きたてで食べてみよう!」をテーマに、体験ブロックがスタート。
目の前で魚が見事に捌かれていく様子を見てもらい、昼食に生徒たちはその魚を美味しそうに堪能していました。
また、南山さんからは生徒たちへ、今までにない魚屋の形として、自ら新しいサービスを生み出していく行動力と発想力をお話いただきました。
午後は、山口県教育会館に再度移動し、e-sports playerのFlowさんを2人目の講師として迎え、現役プレイヤーとの「e-sports体験」。
今回プレイしたのは、世界最大級のe-sportsタイトルとしても有名な、5vs5の対戦方式で行われる「リーグ・オブ・レジェンド」。はじめてプレイする生徒たちばかりでしたが、徐々にコツを掴んでいき、講師の実況解説を含め、会場は熱狂状態に包まれました。
また、Flowさんには、生まれながらの難病と向き合いながらも、e-sportsを職業として選択しているという人生背景を踏まえた話をしていただき、e-sportsには、性別、年齢、体格差、生まれや育ちなど壁がないという点にも触れ、「自分でもできるかもしれない」という期待や可能性を感じることができる時間となりました。
最後に、1日の様子をスライドで振り返り、初日は終了となりました。続きは2日目の記事をご覧ください。