1月18日、小郡中学校体育館で開催されました、未来を考える座談会「未来座」に参加してまいりました。
子どもたちに「地域の大人たちって面白い」「地域の大人ともっと話をしてみたい」と思ってもらうことを目的とした本座談会には、コーディネーターとして、益田市教育委員会 檜垣賢一氏(山陽小野田市出身)をお招きし、地域の大人43名(内山口JCは、蔵増理事長・下道直前理事長・青少年開発委員会 真庭委員長)が参加いたしました。
まずは檜垣氏による講話と子どもたちに後々見せる資料作りを行いました。
そして体育館へ移動。
大人1人に対して子供4人の班を組み、まず大人が今までの人生をグラフ化したものを見せながら人生の出来事を語りました。
その後、子供たちに人生グラフを30分かけて書いてもらいました。
言いたくないこと、思い出したくないことは書かなくてもOK。
次に、大人と子供マンツーマンとなり、子供の人生グラフを見せてもらい、そこから将来どんな大人になりたいか、今抱える悩みなどを話し合いました。
当日、コーディネーターの檜垣氏が「今の子供たちには【ナナメの関係】の大人たちがいない」という言葉がとても印象的でした。
タテの関係は自分を評価する人間(親・先生など)、ヨコの関係は友人など。
日々の繋がりはタテとヨコの関係の人間の方が強いが、身近な存在だからこそ相談出来ないこともあります。
その相談出来ないことを話せる人間が「ナナメの関係」の人間であり、昔の子供たちにはたくさんそういった大人たち(地域の大人など)がいました。
その関係を復活し、地域を盛り上げていきたい、という檜垣氏の想いは大変熱く、同じく青少年の健全育成を目的とするJCにとても刺激的な座談会でした。
最初はよそよそしかった子供たちも、大人たちが積極的に寄り添いたいという姿を見せると、大人たちの歩み寄り方一つで、こんなにも子供は心を開いてくれるのか、と感じました。
この経験を、山口公州ジュニア交流隊にも活かし、山口の子供たちが更にたくましく、そして地域と連携しあう心を養ってもらいたいと思いました。